(旧) kano-e no memo

こっちは更新してません

上の子がラピュタ終わるまで必死で起きてた

泣くのをこらえながら、半分固まって見てた。
「家に帰れる?」と何度も聞いていた。
上の子は、ものがたりの最後に家(ものがたりの最初に楽しくしていた場所)に戻ってくるかどうか、というのをとても気にする。絵本でも。
ものがたり途中で、パズーが一人家に戻った時、「もう一人いるのに」と悲しがった。
パズーとシータがラピュタに辿りついて、ロボットの後について歩き出した時、「駄目だよ、おうちに帰れなくなっちゃう!」と言って不安がっていた。
最後に木の根っこの間に、見張り台のグライダーを見つけた時、「これで家に帰れる」と安心した。
その後で、「光る石はどこ?」「あれはシータのなのに」と言い出した。
それからパズーの靴の行方をずっと気にしていた。「パズーは靴をどこにやったの?」
そういえば、前に千と千尋を見た時には、号泣して叫んでいた。
両親が豚になるあのシーンは、きっと彼の中でトラウマになるに違いないってくらい、ショックを受けていた。
そのくせ、「もう一度見る」って言い張って、それでもやっぱり号泣しながら、画面の中の千尋に「行っちゃ駄目ー」「戻ってー」「駄目ー」と叫び続けていた。
紅の豚は平気だったけど(そういう意味で怖いシーンて、紅の豚にはない気がする)。
別にオチも何もないんですけどね、うん。